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なぜ、黒にんにくを食べるとスタミナが回復するのか?

 

肉体疲労、食欲不振、虚弱体質など、元気のない人が黒にんにくを食べるとこれまでと違って、明らかにやる気がでますし、体の動きも活発になります。

 

なぜ、黒にんにくにこのような効果があるのでしょうか?

 

黒にんにくの薬効でよく知られている強壮作用は、次のようないくつかの作用が重なって発揮する効果だといえます。

 

  • 独特の味と香りによる食欲の増進(スパイス効果)
  • 自律神経の交感神経を刺激して興奮させる
  • 糖と脂質を燃焼させてエネルギーを引き出し、同時に体を温める
  • ビタミンB1の血中レベルを上昇させる
  • 男性ホルモン及び、一酸化窒素産生による海綿体への血液充満の促進

 

ビタミンB1の利用効率をあげる

 

ビタミンB1は、体内で糖質をエネルギー化する時に不可欠なものです。糖質をたくさんとると、その分ビタミンB1を使います。その結果、ビタミンB1が不足するとスムーズにエネルギーが作り出せなくなり、疲労を蓄積させてしまいます。

 

要するに、糖質をとればとるほど疲れが溜まっていくということです。

 

夏など、暑いからといって糖分の多く含まれた清涼飲料水などをガブ飲みしても疲れはとれません。むしろ、ビタミンB1が不足してしまい夏バテになります。

 

逆にビタミンB1を十分にとっていれば、糖分をエネルギーに効率よく変換できるため疲労が回復しやすく、スタミナがつきます。

 

ビタミンB1とアリシンが結合して吸収率10倍

 

黒にんにくには、ビタミンB1とアリシン両方含まれており、このふたつが結合して新しい成分を生み出します。それがアリアチミンという物質です。

 

アリアチミンは、水溶性のビタミンB1を脂肪に溶けるように変え、吸収しやすくする効果があります。この効果は10倍にも跳ね上がり、体内に蓄えられるようになり、体への効果も長時間継続するようになります。

 

その結果、糖分がスムーズにエネルギーとなり、疲労が回復しスタミナがつくことにつながります。

 

アドレナリン作用によるスタミナ回復

 

黒にんにくを食べることにより、アドレナリンとノルアドレナリンというホルモン分泌が促進され、活力・元気が湧いてくることが分かっています。

 

この分泌はにんにくの臭い成分のアリルスルフィド類によって交感神経が刺激を受けることによって起きる神経分泌です。

 

特に分泌量の増えるノルアドレナリンは交感神経を刺激して、瞳孔を大きくし、気管支を拡張、心拍を促進するという、いわゆる興奮作用をもたらします。

 

これがいわゆる元気効果です。にんにくの本来のエネルギー産生効果が加わることでさらにスタミナ回復となるのです。

 

まとめ

 

黒にんにくには、まだまだみんさんが知らないであろう効果がたくさんあります。ガン予防効果や糖尿予防などはもちろん、生活習慣病の予防にも効果のある黒にんにくは、「末病(みびょう)」を治す効果もあるといわれています。

 

末病とは、血糖値やヘモグロビン値など、基準値以内にはあるものの上限ギリギリを推移していたり、病気ではないけど「なんか調子悪いな」といったりする症状で、病気の予備軍のような状態をさします。

 

ほぼ全ての人がこれにあてはまるのではないでしょうか?

 

なかには、黒にんにくを食べ続けることにより、効果が薄れてきてしまったという人がいますが、そういった方はちょっとした錯覚を起こしてしまっている可能性もあります。

 

黒にんにくの効果が薄れてきたなと思う人はこちらの記事を読んでいてだき、もう一度その効果が実感できるようになれば幸いです。

 

参考⇒黒にんにくは効果なし?効果がなくなってきた時に試してみたいこと

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